早稲田大学の入試問題は問題数が多く試験時間が短い傾向があります。
また、学部学科ごとにも出題傾向が異なっています。
本記事では早稲田大学入試の傾向と対策を文系の受験科目ごとになるべく簡単にわかりやすく解説していきます。なるべくわかりやすく出題傾向を解説するために今回は各学部ごとの傾向は省略し、学部学科に関わらず共通している出題傾向とその対策を解説してきます。
「早稲田大学の文系の入試問題はどのような傾向があるのか」と気になる方はぜひ一読ください。
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国語
早稲田の国語の試験は以下の出題形式で出題されています。
試験時間
60分・90分
*学部によって異なる
解答形式
マーク式+記述
*学部によってはマーク式のみ
早稲田大学の国語の入試問題の出題傾向は学部学科により大きく異なっていますが、大問は3つまたは4つに別れており、どの学部学科でも現代文の評論・随筆が出題されている傾向があります。また試験時間や配点も学部学科により異なっています。
具体的な希望学部学科が決まるまでは現代文の評論・随筆を中心に勉強し、志望学部が決まったら志望学部の出題傾向を把握し、過去問を解き、対策をするようにしましょう。
英語
早稲田の英語の試験は以下の出題形式で出題されています。
試験時間
90分
解答形式
マーク式+記述
早稲田大学の英語においても学部学科によって出題傾向が異なるのですが、全ての学部において長文読解問題が出題される傾向にあります。
長文読解問題は内容理解や空所補充など出題形式は学部ごとに異なっていますが長文読解の難易度も高く基礎的な読解力が無いと解答できないおそれがあります。
早稲田入試を検討している人は、まずは長文読解に対応できるよう単語の語彙を増やし基礎を固めつつ過去問や参考書を活用し長文読解になれるようにしていきましょう。
日本史
早稲田の日本史の試験は以下の出題形式で出題されています。
試験時間
60分
解答形式
マーク式+記述
*学部によって論述有
早稲田入試の日本史は大問4問、もしくは5問で成り立っています。
早稲田入試の日本史の傾向として、教科書に載っていないレベルの語句が出題されるなどかなり難易度の高い試験になっています。
日本史で早稲田を受験する場合は教科書の内容は全て理解し、過去問を解き出題傾向や教科書外の範囲の学習と対策をする必要があります。
世界史
早稲田の世界史の試験は以下の出題形式で出題されています。
試験時間
60分
解答方式
マーク式+記述
*学部によって論述有
早稲田入試の世界史の出題数は大問4問から9問と学部によって大きく異なります。
基本的には マーク式で出題されることが多く、一部に記述での解答を求められる学部が多いです。
問題数も多く、時間も60分しかないので以下にマーク式の問題を早く解くかが重要です。
基礎知識を抑えつつ過去問や参考書・テキストを活用して素早く解答できるように学習していきましょう。
政治経済
早稲田の政治経済の試験は以下の出題形式で出題されています。
早稲田入試の地理の試験時間と配点
試験時間
60分
解答方式
マーク式
*学部によって記述・論述有
早稲田の入試の政治経済も難易度が高いと定評がある科目ですが基本的には教科書で習う範囲内から出題されます。
また、難易度の高い問題は解けなくても基本的な問題を間違わなければ合格点に届くと言われています。
一方で基本的な問題を落としてしまうと他の受験者との点数が開いてしまう教科でもあります。
出題傾向としては、全ての学部で文章問題が出題され空欄補充や選択問題、正誤問題をマーク式で解答する傾向があります。
難問はともかく、基本的な問題を完答できるように早い段階から基礎を固めておきましょう。
まとめ
本記事では早稲田大学の入試対策として文系科目の傾向と対策を簡単に解説しました。
早稲田大学の入試傾向の特徴として学部ごとに出題形式や傾向が異なっていることがあげられます。また、教科書の範囲外から出題される科目もあるなど全ての受験科目において難易度が高いのも特徴です。
早稲田大学を志望しているが希望学部を決めていない場合は、全学部に共通する傾向での対策をしつつ、希望学部が決まればその学部の出題傾向に合わせた受験対策をする必要があります。
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