学習塾には塾の目的や指導方法によって「個別指導塾」「進学塾」「補習塾」 などさまざまな種類の塾が存在しています。
今回はどのような塾の種類があるのか、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて紹介していきます。
塾選びの参考にご活用ください。
【目的別】塾の種類とそれぞれのメリット・デメリット
まず、塾の種類ごとの目的を紹介します。
【目的別】塾の種類
その①・・・進学塾
その②・・・補習塾
その③・・・総合学習塾(総合塾)
その④・・・専門塾
順に紹介していきます。
進学塾とは
進学塾とは、大学受験・高校受験・中学受験などの受験合格を目的とし、指導する塾です。
進学塾のメリットとしては、
・希望進路に合わせた最適な指導が受けることができる
・同じレベル・同じ目標の生徒が集まる
・進路情報が集まっている
などがあります。
一方進学塾のデメリットとしては、
・塾側は進学実績を作りたいため、場合によっては生徒の本来の能力に見合わない志望校設定を強いられることも
・進学塾の場合は学校の授業よりも少し早く授業を行うことが多く、入塾時期によっては習っていない箇所の応用の授業がされているなど授業についていけるように自分で学習しなくてはいけない
などがあります。
補習塾とは
補習塾とは学校の授業に合わせて学習・指導を行う塾です。
特徴としては大手塾よりも地域密着型の塾が多く、集団授業をする塾であっても一人ひとりに対して手厚い対応が特徴です。
補習塾のメリットとしては、
・理解度の低い箇所の復習がしやすい
・理由があって学校に行けていない場合にも学習に置いていかれない
・地域密着型が多いので友達と楽しみながら通える
などがあります。
補習塾のデメリットとして、補習塾は学校の授業の補習を行う形であり、受験対策としては不十分であることがあります。
総合学習塾(総合塾)
総合学習塾(総合塾)とは進学塾と補習塾の両方の側面を持つ塾を指します。学力や目的ごとにクラス分けされる場合が多いです。
総合学習塾(総合塾)のメリットとしては、進路を明確に決めてはいない、悩んでいる場合でも通えることです。受験年度になり明確に志望校ができた時に大きく環境を変えずに受験勉強をできるというのは大きなメリットだと言えます。
一方で総合学習塾(総合塾)のデメリットとして、講師のレベルが低いことが挙げられます。特に講義難易度の低い学校の補習を行うクラスはアルバイト講師などが指導を行うことも多く、補習クラスから進学クラスに転入する際に、同じ塾なのに講義難易度が違いすぎると感じてしまうことがあります。
専門塾とは
専門塾とは特定の科目に特化して指導を行う塾です。
算数に特化した算数塾や英語に特化した英語塾などの他、プログラミングに特化している専門塾もあります。
また中学受験を専門に行う中学受験専門塾や、個別指導を専門に行う個別指導専門塾など、塾の目的や指導方針に専門性がある場合も専門塾とばれることがあります。
専門塾のメリットは、特定の科目や学びたいことを深く学べることです。
一方、専門塾のデメリットとして、指導内容が専門的な内容や特定な科目のみの指導であり包括的に学習をしたい場合や、その専門塾の目的と合わない場合には向いていないということが挙げられます。
【指導目的別】塾の種類紹介とそれぞれのメリット・デメリット
次に指導目的別に分類されている塾を紹介していきます。
【指導方法別】塾の種類
その①・・・集団指導塾(集団塾)
その②・・・個別指導塾
その③・・・自立型(自習型)塾
その④・・・映像授業塾
こちらも順に紹介していきます。
集団指導塾(集団塾)とは
集団指導塾(集団塾)とは学校のように約10〜30人ほどの生徒が集団となって授業を受ける形の塾です。
集団指導塾(集団塾)のメリットとしては、
・クラスメイトと一緒に学習を進められる
・学校と同じような講義方式なので馴染みがある
・講師のレベルが高いことがおおい
などがあります。
一方で集団指導塾(集団塾)のデメリットとしては、
・個別の対応が少なく、授業においていかれることがある
・授業カリキュラムが決められており、すでに他の習い事や部活をしている場合、両立が難しい
などがあります。
また集団指導塾の中にも10人以上の多人数をメインに対象にする大人数(多人数)制の塾と、10人以下の少人数に対して指導する少人数制の塾にわける場合もあります。
個別指導塾とは
個別指導塾とは講師1人に対して1人を指導する「マンツーマン指導」や講師1人に対して2~3人など少数の生徒を同時に指導する塾を指します。
個別指導塾のメリットとしては
・部活や習い事との両立しやすい
・自分のスピードで理解しながら学習できる
・講師と質問などのコミュニケーションがとりやすい
などがあります。
一方で個別指導塾のデメリットとしては
・講師数が必要になるので講師の質が低くなりやすい
・個別指導と謳いつつも実際は自習を見守るだけの塾もある
・集団塾と比較すると月謝が高い
などがあげられます。
自立型(自習型)塾とは
自立型(自習型)塾とは生徒自身が自分でプリントをこなしたり映像授業や参考書などを使い自習していく塾です。
自立型(自習型)塾のメリットとしては
・自分で学習計画を立てるため自己管理能力が身に付く
があります
一方、自立型(自習型)塾のデメリットとして
・あくまで自習であり、自己管理能力が求められる
・講師は質問対応ができればよいので講師の質は低い場合が多い
などがあります。
映像授業塾とは
映像授業塾とは録画された映像を見て学習する塾です。
他の塾と違い直接講師が教室で授業することはありません。
映像授業塾のメリットとしては
・生徒自身が自分の理解度に合わせて動画を止めたり、飛ばしたりできる
・地方や自宅からでも有名講師の講義が受けれる
・塾だけでなく自宅学習にも応用できる
・部活や習い事で忙しい場合でも自分のペースで学習できる
・映像授業でわからないことがあった場合には直接指導してもらえる
などがあります。
一方で、映像授業塾のデメリットとして
・どうしても受け身での授業になり、理解した気になってしまう
・演習問題を解く時間は少ない
・スマホやタブレットを使う場合は、勉強以外の事柄に意識が移ってしまいやすい
などがあります。
まとめ
目的別と指導方針別に塾の種類を紹介しました。
塾を目的別にわけると大きく
・進学塾
・補習塾
・総合学習塾(総合塾)
・専門塾
に分けられます。
また、塾を指導方針別にわけると大きく
・集団指導塾(集団塾)
・個別指導塾
・自立型(自習型)塾
・映像授業塾
に分けられます。
それぞれの塾の特徴として、長所であるメリットもあれば短所であるデメリットも存在します。
それぞれお子様やご自身にあった塾選びをすることが重要です。
当塾は「日本最高品質の個別指導塾を目指す」という思いで、2003年に創業しました。
個別指導塾の特徴として 、講師の質が低くなってしまうことがありますが、東大個人指導塾は講師の質にこだわり続けています。
当塾の講師は現役の東大生の中でも、更に<ワンランク上>の東大生のみで構成しており、常時100名程度在籍しています。
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塾選びで迷われている東京都近郊の方は是非、東大個人指導塾をご検討ください。