この記事では、英語の勉強法に悩んでいる大学受験生に向け、単語・文法・長文・リスニングそれぞれの勉強法をご紹介します。
1度つまずくとなかなか点数が伸びない英語ですが、正しい学習方法さえ知っていれば逆転のチャンスはあります。あきらめずに、とにかく継続していきましょう。
大学受験：英単語の攻略法
英単語の攻略法は、1度で覚えようとせず、3回に分けて暗記するよう心がけることです。
英語は言語ですから、語彙力がなければどんな問題も解くのに苦労しますよね。しかし、だからといって単語のみ黙々と1日の何百語も覚えることは不可能です。なぜなら、人間の脳にはキャパシティーがあるから。そして、どんなに頑張って覚えたとしても、頭から零れ落ちて定着しないことも多々あります。
ですから、英単語は1度で暗記しようとせず、2回目、3回目で定着できるように暗記することが大切です。2回目で、1回目で覚えきれなかったところを中心に再度暗記し、3回目で暗記を完璧にするイメージです。
また、単語を覚える際に選ぶべき単語帳は、自分が受験する大学の試験で頻出単語順になっているものがふさわしいです。共通試験を受けるなら、頻出単語から覚えるようにしましょう。
そして電車の通学時間などで暗記をするなら、リスニングも同時にしてくださいね。音を聞き、できるだけ五感を使って覚えることで定着率を上げるのです。
大学受験:英文法の攻略法
ややこしい英文法の攻略法はズバリ習った文法でオリジナルの例文をいくつも作ることです。
文法は、ただ論理的に形だけ覚えようとしてもなかなか頭に入ってきません。ならば、ネイティブが普段使っているような例文を作り、それを暗記するようにすれば覚えやすいのではないでしょうか。
そして例文に慣れてきたら、今度はどんどん自分でオリジナルの例文を作ってみるのです。これができたら、きちんと正しく文法を活用できていることになりますからね。
例文が正しいかは気にせず、簡単な単語で文を作る練習をするだけで効果はあります。間違いを恐れていたら前には進まないので、どんどん作ってインプットした文法をアウトプットしていきましょう。
もし不安であれば、学校の先生や塾の講師に添削をしてもらうのも1つの手です。文法を覚えるごとに例文を作り、しっかり脳内に残していってください。
大学受験：英語 長文の攻略法
英語の長文の攻略法は、まず単語と文法を完璧と言えるレベルまで引っ張り上げることです。
よく長文が苦手だから読解をしまくるという人がいますが、この方法は合う人と合わない人との差がはっきりします。習うより慣れよという精神の元、どんどん解いていくことで英語的感覚をつかめる人もいれば、何度解いても点数が上がらず、時間を無駄にしてしまう人もいます。
「英単語と文法を抑えないと長文の点数が上がらないタイプ」
「長文の問題の数をこなせば理解が進むタイプ」
どちらのタイプなのかはやってみないとわからないので、まずはとにかく長文読解に絶対に必要な単語と文法を読解ができるレベルにまで引き上げましょう。単語がわかれば長文の内容がわかるようになり、文法がわかれば文脈がわかるので意味取りができます。
つまり、長文専用の練習をしなくても、単語と文法がしっかりできればそれが長文対策になっているというわけです。
大学受験：英語 リスニングの攻略法
リスニングも英単語の理解がないとなかなか点数を上げることができません。
リスニングは一言一句全て聞き取ってスペルも正確にかける必要はなく、話の要点を抑えて設問に回答できるだけの理解があれば十分であり、比較的点数の取りやすい箇所です。
普段からできる学習として、移動中英語の音声を聞く・洋画などは字幕で見るようにする・英語の歌を聴き、歌詞を見ながら歌ってみる など楽しみながら英語に触れる機会を作ってみましょう。
また、リスニングの試験などで先に設問欄をみることができる場合は、リスニングが始まるまでに設問を読むようにしましょう。
設問から、話の大筋とリスニングで何を聞けば良いのか先にわかるようになり、リスニングの難易度が大きくさがります。
まとめ
大学受験ともなると高校受験とは比べ物にならないくらい求められる英語のレベルが上がります。
英語学習の基礎として、まずは英単語の暗記から始めましょう。
英単語を語彙力を増やすことで長文やリスニングなどの基礎対策になります。
また、自学で勉強を進めるよりも塾や家庭教師を活用することにより、より効率的に自分にあった学習をすることができるようになります。
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